燃料添加剤 LUBRICON

(財)新日本検定協会分析試験成績書

(財)新日本検定協会分析試験成績書
安全データシート(MSDS)取得済み製品
国連分類:UN 
国連番号:1223
CasNo.:64771-71-7

であるA-112燃料添加剤が(財)新日本検定協会にて分析試験を受けた試験結果は左図のようになっております。(クリックで拡大できます)
(財)新日本検定協会は国土交通省・環境庁等の指定検査機関でありこの試験結果データは消防庁へ提出され3月ごろまでに消防庁データベースに登録されています。(登録確認書はこちら)

(財)日本自動車輸送技術協会テストデータ

(財)日本自動車輸送技術協会テストデータ 安全データシート・(財)新日本検定協会分析試験成績書をふまえ、(財)日本自動車輸送技術協会での添加テスト結果が以下の通り報告されました。
(財)日本自動車輸送技術協会は国土交通省・環境庁・その他関係省庁の指定検査機関であり、主として日本国内で販売される、 自動車全般・船舶エンジン(小型)の郊外排出物の検査を実施しています。
試験は新車(1480km走行)の新車BMW325Iツーリングにて実施いたしました。 添加前の排出ガス値を計測した後、A-112燃料添加剤を添加しておよそ19時間放置し再度排出ガス値を計測。 その後、A-212をエンジンオイルに添加して、80km/hで30分間走行後に計測を実施しました。

試験結果グラフ

2日間に渡る試験のため、試験時の室内温度や湿度が調整されていない不備はありましたが10:15モードの試験項目では CO HC NOX CO2等全般において添加後の方が低い数値を示しました。(グラフ内の直線は日本自動車輸送技術協会基準値)
一部CO数値が上がるデータ(左上)がありますが検査官のアクセルワークミス(3度の試験中のアクセルの踏みこみが均一でない)と解釈されます。
燃費も僅かながら向上しました。(8.2km/L → 8.3km/L)
A-212の試験は添加後30分で行なわれておりますが、この製品の特性上、3-5時間おいてからの走行であれば、燃費向上等の試験結果が出たものと思われます。

次回は走行距離が30,000-60,000km超の車両でのテストを企画しております。 継続して今後パワーチェックテストも予定しております。

GTLに対するA-112,A-212のテストデータ

石油系燃料に代わる次世代の新エネルギー源として目されている液体燃料、GTLにA-112、同時にA-212をエンジンオイルに注入し、国土交通大臣認可指定検査機関で試験が行われました。
テスト車は三菱ふそうの大型トラック・ディーゼルエンジン搭載車。結果は、排出ガスのいずれの成分とも激減、 ガソリンとは異なる燃料であるGTLに対してA-112燃料添加剤が、 またGTLで回転するエンジンに対してA-212エンジンオイル添加剤が有効な力を発揮することが実証されました。

GTL(ガス・ツー・リキッド)とは昨年11月から自動車燃料としてのテスト輸入が始まったばかりの天然ガスを原料とした液体燃料です。製法は天然ガスを合成ガスに分解し、そこから石油に似た成分の液体燃料に転換を行ったたものです。軽油にくらべて硫黄酸化物の排出がゼロになるなど環境負荷が小さく、商業利用の可能性を大きく有望視されている、いわば脱石油燃料の誕生です。
生産時に超低温で天然ガスを液化する液化天然ガス(LNG)にくらべて、製造設備のコストが安く済むなど、今後のエネルギー転換の大きな立役者となる要素を充分に備えており、特に商業車に多いディーゼルエンジン用の軽油に取って代わることが予想されています。

● 試験車両
 車名:トヨタ
 形式:MEXA-7400D (ディーゼル排出ガス低減装置などの無い未対策車)

● 試験装置
 1.排出ガス分析計:(株)堀場製作所製 MEXA-7400D
 2.CVS装置   :(株)堀場製作所製 CVS-9400T
 3.ダイナモメータ :(株)明電舎製 大型シャシダイナモメータ
 4.スモークメータ :(株)バンザイ製 DSM-20A

(1)ディーゼル13モード

試験結果グラフ 試験結果グラフ

(2)東京都実走行パターン

試験結果グラフ 試験結果グラフ

(3)スモークテスト

試験結果グラフ

期待の非石油燃料 GTLは、天然ガスから作られる液体燃料で、そもそも軽油とは違って硫黄酸化物(SOx)がゼロであるなど、 環境へ与える影響が少ない新しい燃料として将来を目されています。
その「燃やしてもクリーン」な性質は今回の公的認定機関による試験結果にも現れており、すべての項目で軽油よりクリーンであることが証明されました。
さらに、この新燃料にA-112とA-212を注入した結果では、ほぼすべての項目でGTLの数値よりクリーンな値を記録したとともに、 軽油でも、GTLでもクリアすることが困難であったディーゼル13モードでのPMとNOxの規制値をクリアすることに成功しています。

実証データ1へもどる

 
HOME  お問い合わせ  会社案内  雑誌掲載  サイトマップ