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  • ディーゼルエンジン車における効能

製品紹介

LUBRICON A-212オイル添加剤、A-112燃料添加剤をディーゼル車の燃料に注入することで、
エンジンオイルの大幅な性能アップ、燃費向上はもちろん、いま最も問題視されている、ディーゼルエンジンの排出ガスのクリーン化などに驚異的な効果が発揮されることがわかりました。

ディーゼル排ガス規制強化の動き

ディーゼルエンジンは燃焼効率が高くCO2(二酸化炭素)の排出量が少ないことから、地球温暖化対策を優先するヨーロッパでは、 環境によい車としてディーゼル車が見直されていますが、その一方でNOx(窒素酸化物)やPM(Particulate Matter=粒子状物質)の排出が問題となっています。 日本でも1968年の大気汚染防止法に基づく規制以降、自動車排ガスに関する規制が強化されました。
1990年代以降、NOx排出量の多いディーゼル車の増加により対策が急務となり、 1992年に自動車の排ガスに含まれるNOxを規制する自動車NOx法(自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法)が制定されました。 従来の対策では二酸化窒素による大気汚染の改善が困難な地域(特定地域)において、NOx排出量を削減することを目的とし、従来の排ガス規制に加え、貨物車・バス等については特定自動車として排出基準を定めたものです。 基準非適合車は特定地域内で登録できないとする使用車種規制、低公害車の普及や自動車使用の合理化指導なども登場しています。 その後、尼崎公部改正法(自動車NOx・PM法:自動車から排出される窒素酸化物の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律)が成立し、2002年10月から試行されました。 一定の自動車に関して、より窒素酸化物や粒子状物質の排出の少ない車を使用するよう車種規制が盛り込まれ、大都市圏(首都圏、近畿圏、愛知・三重圏)で使用できる車が規制されています。

A-112/A-212の効果

PM(粒子状物質)を除去する方法には、触媒方式とDPF方式があります。
A-112/A-212はPDF方式でPMを除去している車に大きな効果を発揮することがわかっています。
PDF方式とはディーゼルパティキュレートフィルタ(Diesel Particulate Filter)の略で、
ディーゼル自動車から排出されたPMを排気マフラと交換したDPFで捕集し、大気に排出されることを防ぐ処理技術です。

  1. NOx除去に効果を発揮

    A-112を燃料に使用するとNOx濃度が平均値で12.3%減少する結果が出ています。
    A-212との併用はさらに大きな効果を得ることができます。

  2. ハイドロカーボン(HC=燃え残った燃料成分)の減少

    A-112を使用するとHCが大幅に減少します。
    A-212を併用しますとより大きな効果が期待出来ます。

  3. 低硫黄化軽油使用時にDPFが効率よく稼動

    低硫黄化軽油が必要になる理由は、燃料軽油が燃焼後にエンジン内で二酸化硫黄(SO2)となり、 一酸化窒素(NO)が二酸化窒素(NO2)化するのを阻害し、フィルターに悪影響を与えます。 A-112を使用しただけでも平均値で1.8%減少します。 さらに燃料が一層低硫黄化するのを助け、DPFが効率よく稼動します。

  4. フィルターメンテナンスの省力化

    A-112、A-212を使用することで、PMそのものが著しく減少する為、 フィルターのメンテナンスのサイクルを伸ばすことが出来ますので特に省力化に貢献できます。 また、製品方式によっては、一回の走行距離が短距離100キロなど短い距離の物がありますが、PM自体を減少させる為、 一回の走行距離が伸び、省力化だけでなく車両を効率良く使用することが出来ます。 DPFを使用しない比較テストでは、A-112・A-212を使用することによります黒煙の減少は、見た目にもはっきりと表れています。 車検時の排ガス汚染度試験だけでは判断できない、高負荷を続けた時の黒煙、それとは逆にアクセルを閉じた際の黒煙の減少も一目瞭然です。

  5. 燃費の悪化を防ぐ

    DPF方式とはフィルターを取付けてのPM対策ですので、当然排気効率は格段に悪くなり、燃費の悪化は当然のことと考えられます。 A-112では燃焼効率を上げ、A-212ではオイルの品質を上げ、フリクションロスの低減、コンプレッションの向上などが確認されていますので、 燃費の悪化を低減することが出来ます。 費用対効果はもちろんのこと、燃費そのものの節約になる為、省資源としても大きな効果が期待されます。

  6. 装置のロングライフ化

    A-112・A-212を使用した結果PM自体が減少する為に装置自体に負担を掛けず、触媒のロングライフ化に役立つと期待されます。