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(財)新日本検定協会分析試験成績書および(財)日本自動車輸送技術協議会テストデータはこちらをご覧ください。
実証データ1 エンジン内部熱発生率
このテストデータはA-112SPのエンジンに対する安全性を証明する重要なデータです。
いままでの燃料添加剤はニトロ系やアルコール系を素材としたものが多く、 パワーは出るが熱発生率も通常より高くなってしまい、その為に大切なエンジンの寿命を縮めるトラブルが多くみられました。
エンジンに詳しい方なら、エンジン温度を高めるタイプの添加剤は使用しない、というのが常識になっています。
計測データを見ると、A-112SP添加剤注入後でも熱発生時のピーク値はほぼ変わらないか、やや低い事がわかります。
さらに添加剤注入後の2つのグラフは、注入前のグラフと比較すると細やかな波形になっている事もわかります。これは燃焼が細かく完全燃焼に近い状態になっていることを表しています。
この結果、A-112SP燃料添加剤は、燃費の向上と排気ガスのクリーン化が同時に実現できる、
エンジンの特性を良く理解した上で注意深く作られた画期的な燃料添加剤ということができます。
実証データ2 燃焼最高圧分布
上のグラフは騒音発生が低減し、トルクが増加した事を示すデータです。
縦軸に最大値のパーセント、横軸にクランク角度を表しています。添加剤なしの場合、爆発の力が狭い範囲で集中的に働くため、 ほぼ一点に短時間で集中している事がわかります。
ところが、A-112SPを入れた場合はその幅が広く、トルクが一点でなく幅を持って圧力が分布しています。
一般的に理解するなら、一点をカナズチで叩いた場合とローラーのようなもので短時間で(スライドして)押したような差、といえるかもしれません。
トータルのトルクは、ベクトル和(グラフ内側の面積)は変わりませんが、機械トルク、つまりエネルギーとして考えると、 右の2つのグラフ(添加剤注入)が結果として高くなります。
実証データ3 馬力比較
下の図は2001年式トヨタセリカTRDスポーツM、日産シルビアS13、ポルシェ964のシャーシダイナモテストのデータです。 修正馬力は、機械に乗せて計る為に、タイヤの空転率などを計算して、より正確に算出した数値です。
セリカデータ(2001年式トヨタセリカTRDスポーツM)
- 【添加前】
- ■ トルク曲線 18.4kgm
- ■ 修正馬力 197.2ps
- 【A-112SP/A-212BLK 添加後】
- ■ トルク曲線 18.9kgm
- ■ 修正馬力 205.8ps
シルビアデータ(日産シルビアS13)
- 【添加前】
- ■ トルク曲線 13.5kgm
- ■ 修正馬力 106.2ps
- 【A-112SP/A-212BLK 添加後】
- ■ トルク曲線 13.9kgm
- ■ 修正馬力 114.2ps
ポルシェデータ(ポルシェ964)
- 【添加前】
- ■ トルク曲線 27.4kgm
- ■ 修正馬力 197.1ps
- 【A-112SP/A-212BLK 添加後】
- ■ トルク曲線 28.6kgm
- ■ 修正馬力 188.0ps
(財)新日本検定協会分析試験成績書証明書番号:03-CO-00436
安全データシート(MSDS)取得済み製品
国連分類:UN
国連番号:1223
CasNo.:64771-71-7
であるA-112SP燃料添加剤が(財)新日本検定協会にて分析試験を受けた試験結果は左図のようになっております。(クリックで拡大できます)
(財)新日本検定協会は国土交通省・環境庁等の指定検査機関でありこの試験結果データは消防庁へ提出され3月ごろまでに消防庁データベースに登録されています。(登録確認書はこちら)
(財)日本自動車輸送技術協会テストデータNo:340035
安全データシート・(財)新日本検定協会分析試験成績書をふまえ、(財)日本自動車輸送技術協会での添加テスト結果が以下の通り報告されました。
(財)日本自動車輸送技術協会は国土交通省・環境庁・その他関係省庁の指定検査機関であり、主として日本国内で販売される、自動車全般・船舶エンジン(小型)の郊外排出物の検査を実施しています。
試験は新車(1480km走行)の新車BMW325Iツーリングにて実施いたしました。添加前の排出ガス値を計測した後、A-112SP燃料添加剤を添加しておよそ19時間放置し再度排出ガス値を計測。その後、A-212BLKSPをエンジンオイルに添加して、80km/hで30分間走行後に計測を実施しました。
2日間に渡る試験のため、試験時の室内温度や湿度が調整されていない不備はありましたが10:15モードの試験項目では CO HC NOX CO2等全般において添加後の方が低い数値を示しました。(グラフ内の直線は日本自動車輸送技術協会基準値)
一部CO数値が上がるデータ(左上)がありますが検査官のアクセルワークミス(3度の試験中のアクセルの踏みこみが均一でない)と解釈されます。
燃費も僅かながら向上しました。(8.2km/L → 8.3km/L)
A-212BLKの試験は添加後30分で行なわれておりますが、この製品の特性上、3-5時間おいてからの走行であれば、燃費向上等の試験結果が出たものと思われます。
次回は走行距離が30,000-60,000km超の車両でのテストを企画しております。 継続して今後パワーチェックテストも予定しております。
GTLに対するA-112SP,A-212BLKのテストデータ
石油系燃料に代わる次世代の新エネルギー源として目されている液体燃料、GTLにA-112SP、同時にA-212BLKをエンジンオイルに注入し、国土交通大臣認可指定検査機関で試験が行われました。
テスト車は三菱ふそうの大型トラック・ディーゼルエンジン搭載車。結果は、排出ガスのいずれの成分とも激減、ガソリンとは異なる燃料であるGTLに対してA-112SP燃料添加剤が、またGTLで回転するエンジンに対してA-212BLKエンジンオイル添加剤が有効な力を発揮することが実証されました。
GTL(ガス・ツー・リキッド)とは昨年11月から自動車燃料としてのテスト輸入が始まったばかりの天然ガスを原料とした液体燃料です。製法は天然ガスを合成ガスに分解し、そこから石油に似た成分の液体燃料に転換を行ったたものです。軽油にくらべて硫黄酸化物の排出がゼロになるなど環境負荷が小さく、商業利用の可能性を大きく有望視されている、いわば脱石油燃料の誕生です。
生産時に超低温で天然ガスを液化する液化天然ガス(LNG)にくらべて、製造設備のコストが安く済むなど、今後のエネルギー転換の大きな立役者となる要素を充分に備えており、特に商業車に多いディーゼルエンジン用の軽油に取って代わることが予想されています。
- ● 試験車両
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- 車名:トヨタ
- 形式:MEXA-7400D (ディーゼル排出ガス低減装置などの無い未対策車)
- ● 試験装置
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- 排出ガス分析計:(株)堀場製作所製 MEXA-7400D
- CVS装置:(株)堀場製作所製 CVS-9400T
- ダイナモメータ:(株)明電舎製 大型シャシダイナモメータ
- スモークメータ:(株)バンザイ製 DSM-20A
(1)ディーゼル13モード
(2)東京都実走行パターン
(3)スモークテスト
期待の非石油燃料 GTLは、天然ガスから作られる液体燃料で、そもそも軽油とは違って硫黄酸化物(SOx)がゼロであるなど、 環境へ与える影響が少ない新しい燃料として将来を目されています。
その「燃やしてもクリーン」な性質は今回の公的認定機関による試験結果にも現れており、すべての項目で軽油よりクリーンであることが証明されました。
さらに、この新燃料にA-112SPとA-212BLKを注入した結果では、ほぼすべての項目でGTLの数値よりクリーンな値を記録したとともに、 軽油でも、GTLでもクリアすることが困難であったディーゼル13モードでのPMとNOxの規制値をクリアすることに成功しています。