LUBRICON A-112Mは大型定期貨物船、コンテナ船、自動車運搬船、大型タンカー、フェリー、
工事用船舶、浚渫船(しゅんせつせん)など多数の船舶に積まれ、
海洋汚染浄化、大気汚染浄化、海洋環境の浄化、機関燃料消費量の低減に常に貢献。
LUBRICON A-112Mを積んだ船が世界中の海を駆け巡っています。
本製品 A-112Mは化石燃料を使用する全ての内燃機関に効果があります。
特にディーゼルエンジン、ボイラーなどには効果的で多くの実績がございます。
バイオ酵素の働きが確実な効果をもたらす高機能燃料改質剤
LUBRICON A-112Mはその酵素成分の働きにより、いわゆる「ポリマー(重合体)」を「モノマー(単量体)」に分割、燃料中のスラッジを徹底的に分散します。
A重油をはじめ、たとえ問題のある粗悪バンカーを受け取ってしまったような場合でも、
最も燃焼しやすい性状へと改質、巡航速度の維持と予定の航海日程を守る事を可能にしています。
従来の界面活性剤タイプとは一線を画す高機能。
LUBRICONは、界面活性剤のようないわば「小手先の手段」で燃料の流動性だけを図るものと異なり、
葉緑素を主体とした植物性活性酵素成分がミクロのレベルで強力な化学作用を起こし、改質力を発揮するものです。
従来は困難とされていた重合分子の鎖そのものを断ち切り、本当の意味での「燃料改質」を確実に、効果的に行います。
界面活性タイプの添加剤を加えた燃料では、多数のトラブルが報告されており、
機関メーカーによっては界面活性剤添加の燃料に起因するトラブルは、メーカー保証から除外されてしまいます。
植物性酵素の働きで分子重合の鎖を解き、燃焼しやすい単量体の分量を増加します。
同時に水分を消費し、難燃物である含有水分を低下させ、燃料に大量の酸素を取り込みます。
その結果、燃料は燃焼に最も適した状態を保つようになり、
燃焼の改善を実現するとともに、低温度での完全燃焼を達成します。
また、バナジウムと反応し、バナジウム腐食を大幅に低減します。
これにより、定期開放保守作業の期間延長(新替えパーツ経費の節減)が可能になります。
植物性酵素の働きにより、ハイドロカーボンの重合分子を強力に分解。
スラッジの分解・減少、煤をソフトな状態へ変化、燃焼室の堆積物を減少、
煙突からの黒煙発生防止、PM(公害成分)排出量の軽減、などの効果があります。
その結果、エアブローのみで煤やカーボンを除去できるようにもなります。
さらに、副次的経済効果として、機関保守に要する不稼働日数の減少、
機関予備品の消耗減少、購入費軽減、保守作業軽減による人件費減少などの実績が報告されています。
また、政府公認の試験機関である社団法人日本海事検定協会により
実施されたスラッジ分散性試験で、燃料中のスラッジを分散(溶解)させるものと判断されました。
排気系統の汚れ減少(実験船機関長報告)
ボイラーの水管付着カーボンもエアブローのみで除去可能でした。
実験船4隻(自動車専用船)による2年半の実績で、顕著なデータを記録。LUBRICON A-112Mの効果が実証されました。
- 最高燃焼圧力の上昇
- 出力上昇にともなう排気温度の上昇がない
- 燃料消費実績、平均3.9%減(実験船4隻の平均値)を確認
また燃料噴射の向上、着火・燃焼条件の改善により、排気温度の上昇を伴わず、低温のまま完全燃焼を達成します。
その結果、大きな省エネルギー効果をもたらします。
省エネルギー対費用効果を実証
2年半にわたる実験船省エネルギー実績平均によれば、LUBRICON A-112M投入経費
(1年分)は
約半年以下の節約分燃料代でペイオフすることが実証されました。
LUBRICON A-112Mは、酵素の独特な性質により、特別な添加装置を必要とせず、
自身から貯蔵燃料全体に拡散し、ハイドロカーボンの重合高分子の鎖を切断します。
この反応中に空気中から酵素を吸収し、酸素リッチな燃料分子が低温での完全燃焼を可能とし、
排出ガスの清浄度を上げ、煙突からの黒煙発生を防ぎ、大気汚染を減少させます。
加えて煤の降下を防止、PM(公害成分)排出量も軽減します。
排気中の粉じん(PM)濃度が平均70%以上の減少
LUBRICON A-112Mの投入により、排煙が無色透明になりました。
投入前
黒煙が連続的に排出される。
投入後3ヶ月
黒煙は白煙に変化している。
投入後7ヶ月
主機稼働中でも煙はほぼ透明。煙道も含め煤などの内部汚れが一掃されている。