排ガス規制対策にバイオ酵素の燃料添加剤LUBRICON


LUBRICON A-112 の特性

燃料がエンジンに行く前、タンク内での燃料の良質化に始まり、エンジンに行ってからの低温での完全燃焼の実現、排出ガスのクリーン化に至るまで、すべてのプロセスで効果を発揮する、これまでの添加剤にはない特性を持っています。

1.燃焼前(タンク内から燃料系統)

燃料は、使用するまでの間、輸送、貯蔵と多くの日時と過程を経由しています。この間にどうしても不完全燃焼の原因となるスラッジが発生してしまいます。
スラッジは、炭素原子が長いチェーンで結ばれたもので、非常に燃えにくい成分であるため、不完全燃焼の原因となってしまいます。
このような燃料にA-112を添加すると、スラッジの根である炭素原子の長いチェーンをA112の酵素が切断し、燃料油本来の状態に戻すとともに、燃料油の炭素結合を弱め、酸素と結合し易い不対電子状態に変化させ、燃料が非常に燃焼しやすい状態になります。
さらに、水分を含む量が少ない燃料ほど良く燃える良質な燃料ということができますが、A-112の酵素は、活動するときに水分を必要とする特性を持っており、タンクの中でも、燃料系統でも、燃料油中の原子から水分を取り出そうとする働きがあります。
この特性により、A-112を添加した燃料は水分が少なく燃えやすい燃料となり、この意味でも良質化された燃料となります。燃料タンク内の水抜きも不要となり、「良く燃える燃料」になるだけではなく、水分によるタンクや燃料系統の腐食も予防する事もできるという、副次的な効果も得ることができます。

不対電子状態=スラッジや不純物が細分化、微粒子化され、燃料油中で燃えやすくなる、低温完全燃焼に最適な状態

2.燃焼中(エンジン内から排気)

添加時からの酵素の活動によって、A-112の中に取り込まれた酸素と細分化された燃料分子(クラスターの細分子化)により、燃焼時の熱発生率が低く抑えられるにもかかわらず、完全燃焼状態が実現できます。(職業能力開発大学 内燃機関研究室の調査により実証)
低温での完全燃焼が可能になったことで、排出ガス中のNox、Sox、CO、HCなど公害のもとになる有毒成分を大幅に低減することができ、排ガスがクリーン化されるとともに、燃費の向上という大きな効果が得られます。
さらに低温完全燃焼によって、燃焼前効果と燃焼中の効率がアップし、補機類までも含めて、エンジンまわりのトラブル減少と寿命延長という、長期的に見ても良い結果が得られます。

3:スラッジ分散効果

従来のスラッジや不純物を分散する添加剤は界面活性剤としての働きだけに依存するものが大部分で、浸透圧と分散力により、微粒化するタイプばかりでした。
このタイプでは燃料が白濁化・白乳化してしまい、エンジン内部や燃料系統にダメージを与える例が多く報告されています。
A-112は、界面活性剤とはその性質を全く異にするブロメライン(Bromelain)類の酵素というもので、化学構造の中にすでに多くの酵素を含む、原子吸引力のある結合基を持っています。
これがプラスイオン、マイナスイオンを吸着結合した分子で構成されており、プラスにもマイナスにも荷電している特性を持ちます。A-112の荷電子はスラッジに作用して、アスアルテンに吸着したマルチン分子を切り離し、界面活性剤では到底不可能な形にスラッジを微粒子化、分散させます。これが不対電子状態による効果で、燃料が非常に良い形で燃焼する最も理想的な状態になるのです。

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